LATERIAとは?



「音楽によるヒーリング効果」は世界的に「音楽療法」として認められており、クラシックを中心に使われております。動植物以外に、ワインの熟成にも使われています。
私たちが作る乳酸菌もまたその力で、さらなる進化をします。

【水】

 私たちが普段何気なく使用している『水』(H
2O)には、クラスター(房状…水の分子H2Oが集まってできる構造単位の事を指します)といって大・中・小それぞれの大きさがあるのはご存知でしょうか。通常、クラスターの単位が小さいほど不純物が少なく、そして浸透性が高く、腸内における体内吸収率が非常に高いといわれています。私たちは、身体にとって安全性が高いとされている、このクラスターが極めて小さな水を作り出すために、特殊なフィルターを採用しました。
 この製品はアメリカの航空宇宙局NASAで開発されたRO(逆浸透膜)という超極小のフィルターで、その単位は0.0001ミクロンですから百万分の一ミリの大きさという事になります。このきめ細かな超極小の膜を水(H2O)が通過することにより、塩素はもちろんダイオキシンやトリハロメタン、ウイルスなどの有毒・有害物質を99.97%取り除く事ができるわけです。新日本酵素では、大切な原料である安全無害な水を作るために、このROシステムを導入しています。

【黒糖】
 日本の最南端、沖縄本島よりさらに南、北緯24度に位置する波照間島。島全体が珊瑚礁でできているともいえるこのミネラル豊富な土壌と、太平洋に囲まれた温暖な大自然の環境の中で、一年に一度(11〜12月)大切に育てられたサトウキビが収穫されています。この類希なサトウキビを、波照間製糖の工場で熟練の職人さんの手により丁寧に抽出されて出来上がった、他には類をみないほど多量のミネラル成分や、深みやコクのある糖質いっぱいの黒砂糖が生産されています。新日本酵素は製造している製品の品質を維持するため、この波照間製糖が製造した黒糖以外は原料として使用していません。

【乳酸源】
 発見されているだけで約2000種類といわれる乳酸菌の中からその特性を考慮して選び抜いた乳酸菌数種類と、強力な生成物質産生を促すために大変に重要な行程「共棲培養」に欠かせない強力な酵母菌を数種類配合した超極力な種菌を開発致しました。これが新日本酵素オリジナルの乳酸源(種菌)といわれるもので、乳酸酵素の発酵・培養に使用しています。これが乳酸菌由来の乳酸酵素の大本です。

【醗酵】
 北海道のほぼ中心に位置する大雪山連峰の麓の大地において、厳選された水と乳酸源とそして選び抜かれた黒砂糖を原料にして、加熱し培養・醗酵をさせることおよそ90日(三ヵ月)、一日中クラシックの流れる清潔で広々した工場の培養室で乳酸菌と酵母菌との「共棲培養」という厳粛な醗酵過程を繰り返しながら、核酸やサイトカインなど様々な生成物質を創りつつ成長してまいります。

【熟成】
 約三ヶ月(90日)に及ぶ醗酵・培養を終えると、出来上がった乳酸酵素は厳しい社内の完成検査を経て6000リットル(6t)の熟成タンクに移動します。ここでもクラシックの流れる環境が整備されていて、乳酸酵素は三ヵ月(90日)から一年間(360日)の熟成期間を過ごす事になります。大いなる大雪山の磁場の影響を受けゆったりとした環境の中、乳酸菌は生きたままでじっくりと出荷を待つ事になりますがその時に醗酵過程で産生された生成物質が、科学を超えた働きにより強力に進化を致します。




【充填】
 出来上がった乳酸酵素は、三ヵ月の醗酵培養のあとさらに三ヵ月から一年の熟成期間を経て、もう一度社内検査を受け、充填室で一本一本丁寧に充填されます。ここではクラシック音楽はもとより、空調管理や清潔であるための清掃と服装、そしてできるだけ機械を使わず「菌にやさしく」「人の手で」というポリシーからボトリングやラベル貼り、そして梱包などの作業をできるだけ手作業で行うようにしています。

 製品に含まれる「乳酸菌」「酵母菌」などの研究開発については、公的研究機関をはじめ、様々な大手企業研究室の応援と協力により味や臭いなどをテーマにした開発や改善方法などについて、また、毒性検査など安全性について等々、日々研究・開発が進められています。


 新日本酵素の製品は、種菌にしている乳酸源の中でも特に強力な力を発揮するラクトパチルス属などの菌種の中から数種類をセレクトして原料に使用しています。
 乳酸菌・酵母菌ともに非常にデリケートな性質のため、製造過程では特に厳重な湿度やPh(ペーハー)そして原材料の管理が求められます。常に一定の品質を維持するために、社内規定において多項目にわたる点検を行い、そして記録されます。また、醗酵・培養・完成に至るまでに数回の厳しい社内検査を行い、適正に製品が作られているかどうかが厳しく調べられます。そして出来上がった製品は、一定期間を熟成室のタンクで過ごした後、隔離された衛生的な充填室で一本一本丁寧にボトリングされて出来上がります。